真・スズキ王国

GSX-R750に乗るノンケライダー(大嘘)がバイクのあれこれを書くブログです。

ガバガバ防寒対策

南関東に冬眠など存在しねぇ!(王者の風格)

 

ただしいくら雪が降らないとはいえ気温0~5℃の中ろくな防寒対策もせず呑気におバイクしてたらさすがに凍死不可避なので(実体験)、免許取って2度目の冬を迎えたわし(53)なりの防寒対策についてつらつら書いていくゾ。

 

※この記事は冬に書き溜めておいたけど公開するタイミングが掴めずお蔵入りになりかけていたのだが、5月現在ネタが枯渇しているので投下するゾ。

 

頭部

まずはメット。防寒性能ではフルフェイスの圧勝だと思うが、当職はジェットや半ヘルを使用した経験が無いので実際のところよくわかんないです(無責任)。

当職のメットはコスパ最強のOGK-KBTITのkamui-2で、最近JIS規格を取り下げられた事(致命傷)を除けばまあ問題ない。

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顎下からの巻き込み風をシャットアウトできるウィンドシャッターを標準装備している他、シールドの曇りを抑制できるピンロックシートもオプションで装着している。冬場に関しては防寒というよりも曇り対策とかの方が個人的には重要で、そもそも寒さに関してはフルフェイスならそれほど心配しなくて良いと思う。

 

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更なる曇り対策にオプションのブレスガードproもつけてみたけど、これに関しては普通に使えないゴミだった。kamui-2は元々シールドの密閉性が今ひとつで、走行中は隙間風が入るんだけど標準のブレスガードなら気にするほどでもなかった。ところがどっこいこのブレスガードproを付けてみたら隙間風が一気に目の高さまで吹き上げられるようになり目が乾くんじゃい!(ブチギレ) おまけに鼻全体を覆うわけでもないので普通に眼鏡(当職のはグラサン)も曇るという、褒めるべき点が一つたりとも存在しない正真正銘のクソだぁ(罵詈雑言)....。

 

OGKはメットそのもののコスパは素晴らしいけど付属品のクオリティはダメみたいですね(諦め)。快適さが欲しいならちゃんと高いメット買おうと肝に命じたのであった(大反省)。

 

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ネックウォーマーは下側はジャケットに潜り込ませ、上はメットの中に押し込んでマスク状にしバックルで挟むような形にすれば風を完全にシャットアウト出来るゾ。なお当職のネックウォーマーはホムセンで売ってる300円くらいの安物なんで、汚れたら遠慮なく洗剤ブチ込んで洗えるのが嬉しいところ。

 

ジャケット

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当職の冬ジャケットはRS TAICHIのRSJ702、防寒性能はそこそこでインナージャケットと合わせれば胴体部分はほぼ寒さは感じない。首、手首といった一部風が当たる部分さえシャットアウトしてしまえば問題なし。

不満と言えば背中、肩、肘のプロテクターの防御力がコミネに比べて貧弱なところ。最初からコミネ買えばよかったのでは(正論)?と思っても当時は若く知識もなかったためデザインでこっちにしました(コミネマンの屑)。オプションの胸プロテクターはコミネと同等くらいの防御力。

 

防御力以外でRSJ702に大きな不満があるわけではないがバイク便やってた時の装備(SK-677)がタンスの肥やしになりかけているのでできれば冬の間はこっちを活用したい。RSJ702は通学とチョイノリ専用に降格だ(情け無用)

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バイク便の時はSK-677の上にタイチのインナージャケット、さらにその上に制服を重ねることで胴体部分はほぼ完璧な防寒性能になったので、バイク用ではない(プロテクターの入っていない)適当なジャケットを追加すれば良いわけだ。

 

つまりワークマンイージスだ!

早速新発売のイージス360゜を人柱してみたゾ(唐突なステマ)

store.workman.co.jp

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日の出ツー試してみた結果、気温2℃程度なら十分すぎるほどの防寒性能を発揮してくれた。また高速走行でもバタつく感じがなく公式がツーリング向けと公言しているだけある。

不満といえばファスナーの固さに対し持ち手のゴムが貧弱で普通に千切れそう。これ絶対来シーズンまで持たないゾ。

 

グローブ 

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昨シーズンまではシンプソンのSG-8174(左)を使っていたのだが、2か月間毎日バイク便でシバき倒した結果あちこちがくたびれてしまったのでこの度エルフのELG-9281(右)を購入。こいつは手首まですっぽりと覆われており手の甲もプロテクター部分が二重構造になっていていかにも暖かそうだったが、結果はどちらかと言えば失敗だった。

 

シンプソンは全体的に表皮が薄めで気温が5℃くらいを下回ると手全体が冷えて凍傷気味だったので、それを踏まえて今回は見た目が強そうなエルフにしたが結果的には指先の冷えは不可避な上に操作性が大幅に犠牲になった。

また当職はグローブが汗臭くなるのが嫌なので必ずインナーグローブと併用しているのだが、こいつも操作性の悪化に一役買っておりこれはいけない。それだけならまだしもクラッチを握るためにより強い力が必要となるため、市街地の走行が2時間くらい続くと左手が死ぬ。ダメみたいですね(絶望)。カタナ先輩のクラッチは注油で軽くなったしそもそも夏グローブでは全くもって左手は平気だったわけで、要するに冬にバイクなんか乗らなければ良いのでは?(正論)

まあ指先が冷えるのはハンドルカバー等で防ぐとして、防寒性能自体はシンプソンより高い事がわかったので問題は左手を何とかしたい。

 

俺の答えはこれや!(筋肉解決法)

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単純に鍛えるしか無いみたいですね(脳筋理論)

冬グローブ装着状態では40 kg程度のハンドグリップでもかなり重く感じ、クラッチを握るにも相当余計な力が必要なことがわかった。2週間くらい鍛えた結果グローブ装着状態でもそれなりに握れるようになったので継続すれば効果はありそう。その間に冬が終わるのでは?(純粋な疑問)

 

グリップヒーター

そんなものうちには無いよ(終了)

しかしモノは試しと思って12月の霞ケ浦ツーでは貼るカイロをグリップに巻いてみたが、言う程暖かくない上にマスキングテープでグリップがベッタベタになり泣きながらパーツクリーナーで拭くはめになったの二度とやらねえ(ブチギレ) 

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走行中は全く温かさを感じないが停車中はなんとなく温かいかな?といった感じだったので効果0ではないけど、停車中はエンジン触ってる方が温かいのでやっぱりいらない(無慈悲)

 

そもそも走行中は空気の流入量が増え反応速度は数倍になるので効力を発揮できるのは最初の2時間くらい。あ ほ く さ

 

ハンドガード装着

グリップヒーターor電熱グローブ無しでは結局手は冷えるので、一番有効なのは物理的に風を遮断してしまう事である。コミネのハンドルカバーが代表的だが、あれはある程度速度が出ていると風圧でブレーキやクラッチが押し込まれる恐れがあるとの事で、レバーガード等の支柱と併用する必要がある模様。さすがにそれは面倒なので、ミラーのクランプに取り付けるタイプの汎用ハンドガードをポチってみた。

ブレーキマスターシリンダーが邪魔でポン付けとはいかなかったが、ホムセン金具であれこれやったらなんか付いた(適当)。

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効果の程は…ぶっちゃけあんまり無かったです(池沼)。多分面積が足りてないと思うんですけど(名推理)。来シーズンはこれを切り刻んで支柱にしてコミネのハンカバと併用してみよう。さらにデイトナの巻くタイプの簡易グリップヒーターと併用すれば完璧では?

 

下半身

インナーの上にハーフパンツとワークマン防寒パンツ重ねて終わり!(投げやり)

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 シューズはワークマン安全靴だと通気性が良すぎてつま先がクッソ冷えるので冬用を導入したいところ。もしくは靴下3枚重ねくらいでどうにかなるかな?(狂気)

 

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 靴下用カイロも多少は効果あり

 

とゆーことでまとめると、ある程度装備を揃えたら後は気合いでなんとかしよう(脳筋理論)。

 

そもそも冬のおバイクは精神修行に等しいので、嫌なら乗らなければ良いのである(キートン山田)。しかし冬ツーリングは空気が澄んでいて景色が綺麗だったり温泉が気持ち良かったり汁物が美味かったり(SMRN)と探せば良い点も多いので、雪が降らない南関東の特権を生かして修行に励みたいと思いました(小並)。でも毎週は嫌です。