真・スズキ王国

GSX-R750に乗るノンケライダー(大嘘)がバイクのあれこれを書くブログです。

PCXくんインプレ

1年点検の代車のPCXくんのインプレを書いてくお。

代車とはいえさすがに1週間も乗り回してるとインプレを書きたくなってくる(ブロガーの鑑)。

 ※いつも通り素人目線のガバガバインプレなので期待しちゃダメだゾ☆

装備とかスペックとかはググって他の記事探してね!(ブロガーの屑)

「普段400cc水冷4発に乗ってる奴が代車で1週間乗り回した感想」であることを念頭に置いてくれよな。ほないくど^~

取り回し

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羽のように軽い。さすがに50㏄の原付と比べればデカいが、見た目ほど重くはなく駐輪場から引っ張り出すのも非常に楽。普段200kgのバイクをしばき倒してる身からしたら天国のように感じる。

 

足つき・姿勢

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普通すぎて書く事が無い。よく言われるのは足元がフラットじゃないから物が置けないとかあるらしいが、そもそも我々にはそんな発想が無いのでどうでも良い(看破)。脚は延ばしたり畳んだり自由にポジが変えられるので長距離の移動もそこそこ楽にこなせそう。

 

街乗り

すんげえ楽。0-40の加速が400マルチより速い(ガチ)。まあ、さすがにガバ開けフル加速なら150CCに勝ち目はないだろうけど、普通に発進でスロットルを半分くらい開ける感覚だとPCXの方がはるかにスムーズに加速する。元々カタナ400が高回転型って事もあるし、あとは単純に車重差によるものも大きいと思う。(一般に車重が軽いほど0-100の加速は速くなる。)

とにかく街乗りに関しては全てがPERFECT(ネイティブ)である。もし片道15kmの通勤でどっち使うか選べと言われれば間違いなくPCXを選ぶ。というか実際に1週間通学の足にしてみたら便利すぎて戻りたくなかった(裏切り)。

一つ不満点があるとすれば横幅がそれなりにあるのですり抜けは難しい。市街地で卍走りする人はリード125の方が向いてるかも(適当)。

ちなみにアイドリングストップもついているがこれがかなり有能だった。はじめは慣れないのでOFFにしてたんだが意外とアイドリング時の振動が大きく、ONにしておいた方が信号待ちははるかに快適だった。

 

高速

150㏄なので一応高速や自動車専用道にもinできる。結論から言うと怖かったのであまりお勧めしない。まず80km/hを維持する時点でもうしんどい。巡航速度70km/hくらいまでなら非常に快適なのだが80km/h以上は少し風が強いとキツイ。エンジンのパワー的には110km/hくらいなら頑張れば出そうだが、車重の軽さとホイールベースの短さから安定感に関しては全く期待できず、明後日の方向に飛びそうな不安がある。160kgのVTRなら100km/hまでは余裕だったが、130kgのPCXはこのへんが限界だと思った。

雑誌や情報サイトのインプレでは「パワーも安定感もあり左車線の巡航なら余裕!」みたいなことを書かれてることが多いが嘘つけ絶対嘘だゾ。

もっとも当職が200kgのヘビー級車両に乗ってるという点もあるだろうけど、少なくともこれで積極的に高速に乗ろうとは思えず、あくまで選択肢が広がるくらいに留めておいた方が良いような気がする。

 

燃費

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平均55km/Lくらい。ガチれば60以上イキそう。タンク容量は8Lなので航続距離は350km以上いくと思う。給油口は足元にありシートを開けずにアクセスできるのでなかなか便利。

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積載

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シート下のスペースはリード125には及ばないらしいがそれでも十分に感じる。通学用バッグ+カッパは余裕で入ったので日帰りツーリングレベルなら十分じゃないかな。

ただしフルフェイスメット(KAMUI 2)は入らなかった。フルへの中でもカムイ2は大型だから仕方ないね。今回の代車はボックスもついてたので全く問題なかったけども。

 

総評

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バイク界のプリウスだわコレ。

とにかく街乗りにおいて全てがベスト。全体的に完成度は非常に高く、売れてる理由がよくわかる1台である。ただ通勤用なら保険の安い125で十分なので、150の存在意義としては少し薄い気がする。スクーター好きでツーリングも行くなら250以上を買うだろうし、やはり日本においては少し半端な感じが否定できないが、それはそうとしても完成度が非常に高いことは確かである。当職も今後通勤号を増車するとしたら選択肢としては十分に考えて良さそう(買うとは言ってない)。