梅雨のタイヤ交換編
納車後すぐに交換したGT601(ダンロップ)のフロントがスリップサインに達したので交換です。
走行距離は10,000kmちょいでスリップサインまで残り0.5mmくらいなので、ライフに関してはツーリングタイヤとしてはまあ上等なんじゃないですかね(適当)。R25とか軽量級車ならもっと伸びると思います。リアはスリップサインまで2mmくらい残っているが、前だけ交換というのも億劫なので一緒に死んでもらいます(無慈悲)。
ダンロップGT601最終インプレ
新品時の一次旋回はなかなか軽快だったが、ガバツーの連続で台形摩耗、センターガン掘り状態になった今では空気圧を上げてもそれなりに重い。グリップに関してはドライ、ウェットどちらも十分で滑る気配はしなかった。ただし豪雨は試してないのでわからないです。
バンク時のグリップ感はそれなりで、旋回時にケツから伝わる安心感は少なく、乗り手自身が積極的にトラクションをかけていく事で安定するような特性。要するに自己主張が少ないタイヤだと思った(小並)。持論だけど、乗り手が感じるグリップ感(接地感)と実際のグリップ値は別物で、最近のタイヤならツーリングタイヤでもグリップそのものは十分発揮できるはず。接地感はどちらかというと精神的な安心感につながるもので、このタイヤの場合はそれがあまりないことでむしろ乗り手に対し恐怖心のブレーキをかける感じだなと思った。実際には滑る事は無いが、これ以上開けたら滑るような気がする感じ。そういった意味では安全なタイヤであるともいえる。前後セット工賃込みで2.4万と安く、ライフも十分なのでガバガバツーリング用途なら何の不自由も無い優秀なタイヤだと思いました。
無論ツーリングタイヤはツーリングに使えと言われればその通りである。
当職は公道で卍走行するわけではないのでそれで十分なのだが、ワインディングでは多少気持ちよく流せる程度に安心感のあるタイヤが欲しいので、次のタイヤはその用途に合ったスポーツ寄りのやつを選ぼう。
今回はバイアスではなくラジアルタイヤをぶち込むと決めているので、候補は
あたりが適当な感じ。
GPR300は小排気量クラスのインプレも多く悪くなさそうだが、またダンロップというのもなんかつまらんので却下(わがまま)。
TS100は基本は街乗りからツーリングコンセプトのようだが、どっかの紹介文に「年間走行距離が少ない人向け」とあった。
わし「年間1万キロって少ないでしゅか?」
ナップスのおにいたま「過走行ですねぇ(半笑い)」
あ、そっかぁ…(除外)
おかしい…ホモライダー界隈だと年間2万キロは挨拶代わりみたいな感じなのに。
S22はちょうど小排気量向けサイズが出たばかりで、それ以前から大型SS等のインプレでも高評価が多く期待できそう。
とゆーわけでS22に決定。正直TS100でも十分だとは思うが、せっかく大金叩いて交換するのに妥協するのもつまらんからね。
交換前にささっと洗車&チャンクリ。前回海沿いを走ったしホイールはオイルまみれになってるので多少はね?
モトローラー横浜
とゆーわけで今年もモトローラー横浜にやってきた。
こ↑こ↓は保土ヶ谷にある2輪タイヤ専門店で、量販店より高い技術で安く早くタイヤをぶち込んでくれるGo is godなお店である(代理淫夢営業)。
オッスお願いしま〜す(風評被害)
工事完了です…
レーシーなパターンがかっこいい(大興奮)
お値段は工賃込みで4.1万円となっております(財布爆発)。まぁ、2りんかんとか量販店だと4.6万は逝きそうなのでそれに比べたらおいしいけど、おいしい。それに給付金があるから事実上のノーダメージ。これから毎日タイヤを買おうぜ?(ヤケクソ)
小排気量車でのS22のインプレは当職が知る限りまだほとんど無いので、当職が人柱となってみよう(ブロガーの鑑)。
ところで今回はリアのサイズを140/70から150/60に上げた。目的は直進安定性とバンク時の安定感の両立ですかね(建前)
太いシーチキンが欲しい!!!(本音)
最近の400クラスなら150〜160くらいが主流だし多少はね?
ちなみにバイアスツーリングタイヤのGT601が2.4万だったのでそれに比べると1.7万も割高と来た。これで何の違いも無かったら許さんぞ!早速走り出してみよう。
な に こ れ 。
何かが変化したなんてもんじゃねえ。全てが根本的に違う。よくわかんないけどなんかケツの感触がヌメヌメしてきしょい…
GT601は自己主張の少ないタイヤだと書いたが、基本的にはライダーの方から「オルァ!曲がれ!」とアクションを起こす事で初めて応答するタイヤだった。S22は感触が全く違っており、タイヤ自身が意思を持ってるかのようにライダーが視線を向けた方向に勝手に切れ込み曲がっていく。それも前輪よりも後輪の特性の方がより顕著で、これまでのような前輪に追従する感覚ではなく後輪自体が独立操舵しているかのような感覚がある。いやマジで。何を言ってるのかわからんと思うが俺にもわからん。
ちなみに↑は店を出てから5分走った程度で抱いた感想である。割と鈍感な当職でも一瞬で分かるくらい激変するので、おそらくどんなに鈍い人でもこの変化は感じると思う。
参考:同じようにバイアス指定車両にラジアルタイヤをぶち込んだおにいたまの記事↓↓↓
当職もだいたいこちらのインプレと同じ感想を抱いたので、バイアス→ラジアルの変更によって生じる変化としては共通の模様。
このままお山で遊んでimpression(ネイティブ)しようかと思ったが日曜は雨予報だし、まずは交換直後に感じた印象について書き殴っておきたかったので今回はここで終わり。
もう待ちきれないよ!早く出してくれ!(せっかち)