始動性改善&内房ツー
冬のメンテ編、最後は始動性改善編です。納車時から始動性は悪かったが、ここ最近は特に調子が悪く始動に苦労しているのでいよいよ何とかしよう。
症状としては、夏、冬関係なくその日1発目の始動性が悪い。
- チョークは半分~全開まで引き、キーをONにしてセルを5秒程度回しても始動せず。
- その後2秒程度の感覚で小刻みにセルを回し、3回目くらいで申し訳程度に初爆の兆候が見られるのでここでアクセルを若干開けるとようやく始動する。
- チョークを引かないと基本的にかからないのでチョークは正常。(ホンダ車はチョークいらずとか言われてるらしいが本来はチョーク引いた状態じゃないとかからないのが正常のはず。)
- バッテリーは納車時に新品に交換されているため正常と思われる。
- なおキーをONにして1分ほど静置してからセルを回すと5~10秒程で1発始動する。ただしやはりアクセルは少し開ける必要がある。
最初原因はキャブレターだと認識していたが、5番の症状はイグナイターの不良が考えられる。根本的な原因は内部のコンデンサーの劣化によるもので、キーをONにしてすぐは電圧が十分に上がらず始動に必要な電圧が得られない状態らしい。もちろん始動にはあらゆる要素が関わっているため原因は一つとは限らないが、まずはイグナイターの線で当たってみる価値は十分にありそう。劣化が進むと完全に火花が飛ばなくなって走行中に死んでしまう恐れもあるので早いうちに直しておくに越したことは無いだろう。そもそもイグナイターの交換サイクルは10年ほどで、全オーナーOYJが修理していたとしても年数が経っていたら再度修理が必要になる。
で、具体的にどう修理するのかというとバラしてコンデンサーを交換すれば普通に治るらしい。点火に関わるパーツなので業者に丸投げしようと思ったのだが、開けて確認したら社外品であることが判明したので修理の線は諦め交換する事にした。自分でやろうにも当職は電子工作に関しては素人男優なので無理です(クソザコ)。
でもせっかくなので古い方のイグナイターをこじ開けて中を見てみよう。
明らかに中央のコンデンサーから液漏れの形跡がある。やっぱり壊れてるじゃないか(憤怒) これで原因がはっきりしたな。
タンクの錆取り中にヤフオクでポチった社外品が4日ほどで届いたのでさっそく取り付けてみる。なおスズキに詳しいバイク屋さんに聞いたところ今でも純正品は出るらしいが、お値段がホモビ20分だったんでアホ臭くなり社外品で妥協することにした。ゆーて性能変わらんでしょ(楽観)。
刀400(迫真)
謎中華臭がプンプンするんですがそれは...と不安に思いながらも取り付けてみると見事一発始動してくれた。実験は成功だ!
以上で冬のメンテ編は終了。それなりに金と手間がかかったが納車時から気になっていた点がすべて解決したので一安心。これで来シーズンも安泰だな。
とゆーわけで試運転に行ってみよう。北も西も雪に沈んだので(悲しみ)今回は大人しく内房でもぐるぐるしてみようか。なんやかんやで1ヶ月ほどまともに乗ってなかったので今回は150 km弱のお手軽ルートで千葉の富津岬を目指してみる。
燈籠坂大師の切通しトンネル
富津岬
海ほたる
夕日を拝むにはちょっとタイミングがズレてるかな...
なおイグナイター交換した感触は...正直よくわかんないです(池沼)。何となくレスポンスがよくなったような気もするけど目に見えて速くなったとかは無いような...始動が改善されたからまあええか。
NEWシートインプレ
ケツとポコチンがめちゃんこ痛い(死活問題)
盛ったスポンジは純正と同じくらいの硬さのはずだが新しい合皮がまだ馴染んでいないようでメタクソ硬い。Ohどうしよ…(池沼) まぁワンシーズン乗ったらヘタって柔らかくなるでしょ(適当)
シート高は3 cmアップして膝の曲がりが緩和され脚は疲れなくなったが、前傾姿勢は少し強まった感じ。そのせいで脚を下ろした時にステップに当たるようになった。マルチステップが適合するならもう少しステップ位置を後ろ寄りにして高さも上げたいところ。快適性を求めたはずなのにこれもうわかんねぇな。