エアクリーナー・プラグ交換
さかのぼる事5か月前、事故で入院する直前にエアクリーナーとプラグを交換していたのでまずはそれについて触れておこう。
きっかけはマスツーで後ろを走るノンケに排ガスがくさいと言われた事。納車から1.5万km走ってるし1年点検でも混合気は若干濃いめと言われたのでまずはエアクリーナーから交換していこう。
カタナ400のエアクリーナーは見ての通りシートとタンクの間のかなり奥まった部分にねじ込まれており、シャレにならんほど吸気効率が悪いことで有名である。吸気を絞る事でトルクを上げ本家の乗り味に近づけているのだろうけど、おかげでキャブのセッティングは決まりにくいわ、すぐグズり出すわと大好評である。
エアクリを外すにはタンクを浮かせつつ留めてあるボルトを外す。ここまでは問題無い。
エアクリを引っ張り出してみると何やら茶色い糞が付いており嫌な予感が。
エアクリボックスの中を覗き込んでみると結構ガス臭く、どうやらキャブレターからの吹き返しが蓄積している模様。
割り箸にウェスを挟んで突っ込んでみると案の定ガソリンが溜まっていた。
パーツクリーナーをしみ込ませて何度か拭きつつ綺麗にしていく。
ああ~糞が。やってらんねぇぜ。
前述の通りカタナ400は純正状態だと吸気効率がクソほど悪いので、交換するクリーナーは純正(左)と比較して吸気口が大径の物(右)にしてみた。
吸出し口が大きくなれば当然混合気は薄くなるので、キャブレターのセッティングを変える必要があるが、勿論それを見越しての交換である。
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エアクリーナー交換の過程は以上。
その後しばらく走行してみた結果、あまり特出した変化は感じられなかったが、発進直後のパワーの出方がややピーキーで扱い辛くなった気がした。全開領域での吹け上がり方は変わらず、むしろ鋭くなった気もする。アイドリングが安定しないとかアフターファイアが出るとか、いわゆる「混合気が薄い」症状が分かりやすく現れることはなかった。
とゆーわけでプラグ交換ついでに焼け具合を確認してみよう。
プラグ交換の手順は説明するほどのものではないけど4気筒の場合は結構メンド臭く、タンク外してプラグコード引き抜いてエアブローしてプラグレンチ突っ込んで緩めて引き抜いて......
んまぁそう、メンド臭かったです(適当)
4番はスス汚れがひどく、おそらくこれが前回カブって走行不能になった原因と思われる。
写真だとわかりにくいが全体的に焼け色は白く、エアクリ交換により混合気が薄くなった事は明らかである。
交換するプラグはNGKのノーマル8番。旧車やキャブ車はカブりに強いノーマルがbetter(ネイティブ)らしい。イリジウムは高いからね。
あとは元通りに取り付けて完了。ここまでが5ヶ月前の話である。
この後事故で長期入院となるわけだが、もう車両は戻ってきてキャブのセッティングについても着手しているので近いうちに更新するど。
次回!スロージェット固着して死す!デュエルスタンバイ!