真・スズキ王国

GSX-R750に乗るノンケライダー(大嘘)がバイクのあれこれを書くブログです。

Ninja400(EX-400E)のインプレ

 当職が免許取得後しばらくの間借り物で乗っていたninja400の淫プレを覚えている限りで書いていくゾ。

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Ninja400って?

 Kwskが火付け役となったフルカウル250の一番手、ninja250の兄貴分となる400cc版。特に2010年発のninja400Rからfull model change(ネイティブ)を経てninja400となり2017年版まではninja650と車体が共通なため400 ccとしては大柄。今回乗った車両は最終型となる2017年式のABS付モデルである。ほないくど~

 

取り回し

 いや~キツいっす(素)。装備重量は210 kgで短髪眼鏡2人分。400 ccクラスの中では最重量級である。押し引きの際はタンクに腰をつけると大分楽になるんだけど反対側にぶっ倒すリスクが常に付きまとうので基本的には跨った状態で足で漕いで移動しました(クソザコナメクジ)。

 

乗車姿勢・足つき

 フルカウルの見た目に対しポジションはアップアップ背筋ピンピンでとても楽。ハンドルは幅の広いバーハンドルで位置は近く高い。シート高は805 mmでわし(173・62)で膝を伸ばした状態で両足のかかとが設置する。見た目に反して前傾が一切ないので困惑するくらい。

 

フィーリング

 パラツインそのもの(看破)。お利口パタパタサウンドでガイジ度が足りない(理不尽)一方で振動は少なく快適。ノーマルは良いぞ(掌返し)。

アイドリングはお利口サウンドだけど6000回転くらいから割といい音を出すので気持ちがいい。

 

街乗り

 比較的低回転域でもトルクがありフラットな特性。どの回転域からスロットル開けても加速にムラが無く快適。基本的に3000回転程度ならノッキングは起こさないので250ほど気を使わずガバガバ操作で問題なく走れる。ちなみに横幅が広いので市街地でのすり抜けはほぼできない(諦め)。クラッチ超軽い。20年落ちのVTRは一日中乗ってたら左手が終わりそうになったがninjaのクラッチはまるで羽のように軽く優しい。握力の無いホモでも安心して乗れるゾ。

 

ワインディング

 純正タイヤはダンロップのロードスポーツを履いておりその名の通りスポーツ走行でもそこそこ走れる(らしい)。実際道志のような中低速コーナーが連続する箇所でも重い車体をハンドル&ステップ荷重で難なく振り回せるのでフラットなパワー特性と素直な足回りで初心者でも安心して峠に突っ込んでいけると思った(小並)。奥多摩のような中速コーナーが連続する箇所でもトルクに物言わせてそれなりに振り回せる。元々650 ccの車体なのでエンジンに対しフレームが強靭で、公道なら剛性に不満を感じることも無さそう。

 

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高速走行

 車体の重さもあり結構快適。ポジションが起きているため上半身に風が当たるのでケツを後方にズラして少し前傾になると良いかも。だいたいぬふわkm/hくらいまでならパワーに不満を感じることも無く、400クラスの中では最もツアラー寄りかもしれない。

 

燃費

 だいたい22~26 km/Lくらい(適当)。メーターの切り替えで平均燃費が見れるが21 km/Lを下回ったことはない。タンク容量は15 Lなので最大航続距離は最低でも330 kmはいくと思う(投げやり)。燃料メーターが点滅してすぐ給油すると11 Lくらいしか入らないので点滅開始から50 km程度は余裕みて良さそう。

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不満点

不満というかkwskの仕様だと思うけどギアをNから1に入れた瞬間のガシャコン(迫真)がわりと鬱陶しく感じました(暴言)。Kwskお兄さんゆるして。あとあえて言うなら低いギアのエンブレが強すぎるような気がした。慣れでどうとでもなるような気もするけども。

 

総評

 ポイントごとに絞っていったらクッソ雑になってしまったけども総合的には非常にバランスが良く全てにおいてマイルドで乗りやすい。ガチマンSSとは真逆なネットリツアラーで、ガバ距離ツーリング用途なら不自由はほぼ無くとにかく快適。低回転からトルクが出てくるフラットな特性は街中でも扱いやすくポジションも優しく同クラスで最もツーリング向けだと思う。一方で峠やサーキットでイキリ散らす用途ならばむしろ現行型ninja250/400やR25/R3の方が適していると思いました(小並感)。