真・スズキ王国

GSX-R750に乗るノンケライダー(大嘘)がバイクのあれこれを書くブログです。

VTR250(BA-MC33)のインプレ

 

 

 

 冬の間バイク便で2か月ほど乗ったVTRの淫プレを書いていくゾ。ちなみに当職は現在免許取って10ヶ月大型処女の中免小僧なので過度な期待はせず参考程度に留めてくれよな.

 

 今回乗った車両はBA-MC33と呼ばれる初期型(20年落ち)だけどどこに需要あるのかこれもうわかんねぇな。まあ細かいモデルチェンジはあれど基本設計は変わらないだろうし現行型に乗りたい人の参考くらいにはなるっしょ(適当)。ちなみにこの頃はきったねえブログ始める事など一切考えていなかったので写真とかは(ほぼ残って)ないです。お兄さん許して。

 

 そもそもVTRって?

 ホンダが誇る250Ⅴツインネイキッド(適当)。カブ並みの耐久性でバイク便親父御用達だったり取り回しの軽さからノンケの女の子やホモガキからの評価も高い。当職が知る限りはこんな感じでkwsk知りたい人は適当にググってどうぞ(丸投げ)。今回乗ったレンタル車両は走行距離96000 kmの控えめに言って過走行車。とはいえバイク便で20年間稼働してる車両にしては少なくない?あっ(察し) いや、普通に私用で使われてた中古車を買い取ってバイク便車両にした可能性もあるから(震え声)。ちなみにバイク便は箱の形や色で業者特定不可避なので後ろ半分はほぼモザイクにしてあるゾ。

 

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 取り回し

 羽のように軽い(驚愕)。装備重量150 kgと現行フルカウル250群と比べても10 kg以上軽く取り回しは何の不自由も無い。歩道から車道に押して出る際にバランス崩して手前側に倒しそうになった事もあったけど普通に支えられたので教習車の取り回しに慣れた兄貴達なら何の問題もないだろう。

 

 

 乗車姿勢・足つき

 初期型のシート高は780 mmと普通。わし(173・62)がまたがった状態で両足かかとまでべったりつくので何の問題もないね(レ)。姿勢もCB400SFと同程度のアップハンとステップで何の変哲もないネイキッド。VツインEgの特性からかタンクが若干長くハンドルが気持ち遠目に感じたけどキツさとかは一切ない。ただし一日の稼働時間が7時間を超えてくると肩と肩甲骨が痛くなった。まあ長時間バイク乗ってりゃどんな姿勢だろうが痛くなるわな(当然の結果)。

 

 

  

 始動性

 キャブ車なので基本的にはチョークレバー(ウィンカースイッチの横らへん)引いてエンジンかける。特に真冬の始動性はイマイチで一発ではかからないことも割とあった。その辺はバッテリーだったり電気系の問題だったりと色々あるらしいが走り出してしまえば何の問題もなかったのでヘーキヘーキ(楽観)。

 

 

 フィーリング

 Vツインのフィーリングはパラツインのそれとは違って力強く、よく生物的な鼓動と言われるのも納得できた。

パラツイン→バラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバラバ  

Vツイン→ドコドンドコドンドコドンドコドンドコドンドコドンドコドンドコ

といった感じ(曖昧)。

 なお力強いフィーリングに反して不快な振動は無く乗り心地は快適。Vツインは構造上振動を打ち消し合うようになってるとかいう話だが詳しいことはググってください(責任放棄)。

 

 

 街乗り

 さすがに250 ccなので発進時のトルクは薄く最初のうちはアクセルあおって3000回転くらいから発進してた。慣れれば1000~2000回転でも余裕。ちなみに平坦な道ならアイドリング発進もできたけど初速はチャリはおろか徒歩の婆ちゃんより遅く後続車に多大なる迷惑がかかるのでやめようね! 走り出してからは60 km/hまでスムーズに加速し特に不自由はない。250はブン回さないと走らねえとよく言われるがVTRなら中回転域にトルクが振ってある分ほかのパラツインやマルチの250よりも快適に乗れるのではと思った。ちなみに街乗りなら6000回転くらいまでで事足りる。一方低速ではギクシャクしうっかり400ccのノリでギアを落とさずに20 km/h以下まで減速すると普通にノッキングを起こす。渋滞中は低いギアで半クラと後ブレーキを使いながらそれなりに気を使って運転する必要がある。また交差点で曲がる際は2速まで落として曲がった。低速域はもしかすると最新のFI車ならもう少し乗りやすくなってるのかもしれない。VTRのオーナー、至急コメントくれや。

 

 

 高速走行

 2ヶ月間で数回高速に乗ったけど90 km/hまでなら特に不自由は感じなかった。250は高速がキツイとよく言われるが多分100 km/h↑の話だろう。少なくとも首都高を法定速度範囲内で走る限りは何の問題もない。ただし100 km/hを超えると一気に風圧が上半身を襲い姿勢を維持するのがキツくなる(ネイキッドの宿命)。また車重の軽さ故に接地感が薄くなり普通に怖い(クソチキン)。特に湾岸線で流れに乗ったときは海風の影響もあってかなりクリアに死を感じた。回転数は80 km/hで5速6000 rpmくらいで100 km/hを超えるとやかましくなってきて耳が疲れる。追い越しの際はギアを2つ落とさないとロクに加速してくれないのでやはり疲れる。高速に乗る際はおとなしく走行車線を走ろう(戒め)。重ねて強調しておくが法定速度の範囲内なら何の問題もないので交通法規厳守兄貴は安心して、どうぞ。

 

 燃費 

 タンク容量は13 Lと少なめ、またこの時代のバイクは燃料系などついていない (確かVTRは現行でもついてなかった気がする) のでトリップメーターをセットして満タン法で燃料の残りを計算しよう。やり方は簡単でまずガソリンを満タンにしてからトリップメーターをリセット、あとは普通にガス欠になるまで走る。ガス欠になったら燃料コックをリザーブに切り替えてスタンドに向かおう。ただしリザーブに切り替えた時点で残りの燃料は1 ~2 Lくらいなのでクソ田舎でスタンドまであと100 kmとかだと痔・ENDである。またどっかのモジャ公みたいに給油の際に燃料コックを戻すのを忘れても脂肪確定である。当職の場合都内の配達なのでスタンドが見つからないという事は無いわけだが配達中に呑気にスタンドには寄れないので頃合い見ながらちょうどいいタイミングで給油をしていた。VTR君の場合走り方にもよるがだいたい満タンから220 kmくらいでガス欠しリザーブをON、その後すぐに給油して12 Lくらい入るのでリザーブ容量は1 Lと少しくらいだろうか。だいたい2か月間すべての給油状況を考慮して算出した燃費は20 kmといったところ。街乗りメインとはいえもう少し走ってくれねえかなぁと思った。インジェクションは偉大。

 

   

 不満点

 シートが細くて硬い。加えてサスがかなりヘタっており段差を超える度に衝撃でケツが割れる。また前述の通り街乗り燃費はそれほど良くないため(あくまで初期型・キャブ車・過走行車の場合)最大航続距離はそこそこですね(クソレビュー)。

 

 

 総評

 不満と言えそうな不満は上記二点くらいでその他はいたって普通のホンダらしいバイク。軽くて扱いやすく街乗りには十分なパワーも持っているので初心者ライダーのスタートラインとしては100点満点なのでは?(褒めて伸ばす) 何よりVツイン特有のフィーリングが好きな人には是非ともお勧めしたい1台。特に4発250乗りが嫌いな人は中回転域で勝るVTRに乗ってイキリ散らそう(唐突な私怨)。というわけで2か月の間の短い期間だったがVTRくんは当職に250 ccの乗り方をダイレクトにケツに叩き込んでくれた素晴らしいバイクだった。もう一度やりたいぜ。