白川郷ツー
車検も無事に終了したので初ツーリングです。
なお車検は2りんかんのエコノミーコースで、メンテほぼ無し素通しでコミコミ4.7万円となった。わかっちゃいるもののやっぱ車検の出費はなかなか痛いもんで、余程乗りたいバイクがない限り400ccを選ぶメリットは無く中型なら車検の無い250未満が大正義だと思った(小並感)。
とゆーわけで実に3ヶ月振りのロングライドである。今回はリハビリなので走行距離400km未満のお手軽コースで白川郷に行ってみよう。
はいよーいスタート。
勝った(晴天)。愛知一の晴れ男とはわしの事よ。
ゴッサムシティ小牧でいつものR25のAIBOと合流。可哀想な事に当職と共に4月から愛知県へ流刑になった。オラ♡行くゾ♡(問答無用)
初めて岐阜に向かうので今回はルート開拓の意味もある。愛知県北部は車の数がやたら多く朝7時でも道がクッソ混んでおり脱出には苦労した。もっと早く出るか諦めて高速乗った方が良さそう。
国道156号線で岐阜にin。ここからは快走できて気持ちええんじゃ。
このルートは長良川に沿った緩やかなワインディングになっておりかなり快適だった。北陸へ向かうときもこのルートで良さそう。
白川郷
吊るされるカラスくん。
白川郷といえば地酒が有名らしいけど当職は日本酒はあまり好かんので遠慮します。
昼飯は蕎麦定食を食うなど
この後当職のスマホの充電が出来なくなるなどのトラブルがあったものの、悪天候やトラブルに見舞われる事なく帰路に着く事ができた。
燃費は21.8km/L。若干悪いのは市街地脱出まで時間がかかった事と、調子が良すぎて楽しくなってしまいついガイジ加速を繰り返した事によるものと思われる。
そんな感じで今回の走行距離は380km。少し物足りないが今回はリハビリなのでこんなもんだろう。やはりロングライドは最高やな!
帰ったら白川郷で買ったホワイトビールで優勝。
ちなみにお味はあんまおいしくなかった。
このホワイトビールは米やら柚子やらいろんな成分が混じってるようで、それぞれの素材の主張が強すぎて口ん中がワケのわからないことになった。風味が好きな人は好きな味かもしれんが、当職は比較的プレーンなビールを好むのであまり肌に合わんかった。
次は日本酒買います(鋼の意思)。
ヘルメット更新(SHOEI Z8)
メット更新
当職のメット、OGK-KABUTOのKAMUI Ⅱが3年目にして限界を迎えたので買い換えました。
使用期間は約2年半、総走行距離は配達やってた時とか全部含めて2.5万キロくらい。それでは見ていきましょう。
駄目みたいですね(諦め)
帽体とシールドは飛び石で傷まみれ、内装はヘタりまくりチークパッドの樹脂が崩壊し始めている。洗濯はシーズン終わりしかしてないはずなので回数は10回未満だと思う。やっぱコスパ重視のメットは年間1万kmペースだと3年保たないようで、下手にケチるよりは素直に高いの買った方が良いと言う事を実感した。
なおkamui2にはインナーバイザーが付いておりこれがなかなか便利だったが、度付きのスポーツグラスを買ってからはほとんど使わなくなってしまったので次のメットでは別に無くても構わん。とゆーかこれがあると必然的に帽体がデカく重くなるので無い方が良い。
実は買い替えを検討し始めたのは去年の10月くらいなのだが、事故とか色々あってしばらく乗らない期間があったので今シーズンまで持ち越しとなった。その間に買え換えの候補とか絞ってたのでつらつら書いていく。
Arai Vector X
アライさんの中では1番プレーンで余計な物が付いてない感じ。試着した感触はとにかく剛性感というかガードカチカチな感じがまさしくアライさんと言ったところ。顎周りがややタイトなのも特徴だろうか。このガチガチのホールド感は嫌いではないが窮屈と言えば窮屈。当職はどちらかと言えばSHOEIの方が好み。
OGK RT33
コスパ重視のOGKなら新井ショウエイ以下の金額でフラッグシップモデルが買えるという魅力からRT33も検討してみた。しかしまた内装が2年で死んでしまっては目も当てられんし、何よりOGKは先の不祥事があってからは信頼性がなんか…駄目だな…(本音)
SHOEI Z7→Z8
残るはZ7しかねぇので10月頃にZ7のメーカー在庫があるか近くのナップスで確認したところ、この時すでに在庫はおろか生産ロットもほぼ無くなっており欲しい色が手に入りそうもなかった。「ロットが止まってるならニューモデル登場のフラグでは?」と思いしばらく待ってみたら12月にZ8新登場のアナウンスがあったので、Z8が発売次第買う事に決定。
4月
ナップスのセール最終日&ポイント5倍デーに注文しに行こうとしたものの天気は雨、足は無いし駅からも遠く、仕方ないので雨ん中自転車12km漕いでナップス名古屋南店までやってきた(狂気)。もう2度とやらん(鋼の意思)
注文はできたもののナップスのメット担当OJSNによると受注が飽和しているので納期は未定との事。まぁ許したる(寛大)。
6月
2ヶ月後ようやく届いたよーと連絡。待たせすぎじゃボケェ!(全ギレ)(掌返し)
2ヶ月も待たせやがってお前よォ〜
カラーはカタナに合わせたマットディープグレー。当職は夜間の被視認性などからできるだけ明るい色の装備を選びたいのだが、白のメットは洒落にならんレベルで汚れが目立ちまくるので今回は大人しくグレー系にした。グラフィックモデル?いらん(全面戦争)
よし、じゃあぶち込んでやるぜ!(試走開始)
なんたって2ヶ月待ったんだからな。これでしょーもないメットだったらもう許さねぇからなぁ??
あ、良いわコレ(即落ち)
何が良いってまず軽さ。kamui2が1600g以上あったのに対しZ8は1400g弱、約200gの差は歴然で首の楽さがケタ違いである。
加えて静音性も素晴らしい。kamui2は80km/hを超えると風切り音がクッソやかましくインカムの音声や通話が聴き取れなくなるレベルだったが、Z8は法定速度内の巡航では全く静音性が損なわれずたまげるほど静か。カタナの排気音がダイレクトに耳にぶっ刺さるようになり、このバイクこんなにやかましかったんか?と衝撃を受けた。
kamui2の時にずっと気になっていた隙間風は全く問題なさそう。密閉性能は本格的に冬にならないとわからんがロック機構がかなりしっかりしているので走行中に隙間風が入り込んで目が乾く事は無いだろう。
道の駅どんぐりの里いなぶ
カタナのテストも兼ねて愛知県の定番ツーリングスポットにやってきた。雰囲気は関東で言うなら芦ヶ久保に近いな。
カタナくんの調子もすこぶる良い。そもそもメット更新する前からなんか排気音がデカくなったような気がするが、多分キャブOHで吸気性能がかなり向上したんだと思う。
前までは排気音が豹変するのは7000回転あたりだったが、OH後は5500回転付近から迫真の大咆哮を上げるようになった感じがする。車検は通るんですかね(純粋な疑問)。
オイル交換
順番が逆になったけどテスト前にオイル交換。いつものelf moto4 protechと、今回はオイルフィルターも交換。
メーター球交換
あっそうだ。メーター球は青だとやはり見えないので赤に交換してみた。ゲーミングメーターも捨てがたいがやはりここは見えないと危ないので仕方ない。
ええやん(ウットリ)。赤は赤でバカっぽくてすこ。明るさもバッチリなので夜間も安心である。
つーわけでこれで車検に向けての整備は大体完了した。一時はどうなるかと思ったがこれで車検は通せそうだ。できれば自分で持っていきたいが新米社畜のため平日は休みが全く取れないので店に投げるしかない。お財布壊れるわ!(キレ気味)
乗り換えを検討した話(乗り換えるとは言ってない)
今回の修理も当職のガバ整備のせいで長引いてしまったが、それはそれとしてこのまま直らなかったらマジでどうしようかと真剣に乗り換えも検討していた。
まぁ結局直ったのでもうしばらくは乗るわけだが、ここらで一つ次に乗るとしたら何が良いかなァ〜と思いリストアップしてみた。
何度も言うがまだ乗り換えません。
選定において当職が絶対に譲れない条件は
- 航続距離250km以上。贅沢言うなら300は欲しい。
1日のツーリング距離が500kmを超える事がある当職にとってこれは重要。250km未満だと1日の給油回数が2回に及ぶので少々メンド臭いのである。
- 製造から10年未満
もう絶対に旧車は買わん(鋼の意思)
中古車においてとにかく怖いのは経年劣化である(鋼鉄の説得力)。新しいバイクを買おう。
- 高速を考慮するとできればハーフカウルくらいは欲しい。
と言ってもネイキッドやストファイでもスクリーンは付けられるから大した問題ではないかも。
とゆーわけで細かい事はほっといてとりあえず少しでも見た目が好みの奴らをジャンル毎に見ていこう。
メガスポ路線
所有するかは別として一度は乗ってみたいジャンル。圧倒的な速さと車格で所有欲は一番満たされそう。
隼
スズキ乗りとして1度は乗ってみたい1台。新型のカッコ良さには思わず2回も男汁を出した。
ZX-14R
隼と同じ路線でツアラー寄り。アヘアヘ過積載にちょうど良さそう(小学生並みの感想)
CBR1100XX
古いの買わねえっつったろ
しかし最終型でも60万ちょいで買えるのでアリっちゃアリ(懲りない)
ZX-12R
だから古いっつってんだろ
しかし装備重量210kgで180馬力はとても魅力的。いや頭おかしいわ(冷静)
SS路線
SSならリッターよりミドルが楽しそう(建前)。リッターは高くて買えん(本音)
GSX-R750
SSの中で1番すき。顔が良いよ顔が
600でも1000でもなくナナハンてとこが良い。
跨ってみると姿勢もかなり楽で排気量の分トルクも太いらしくツーリング向け。ケツも広いので積載もどうにかなりそう。タマ数が少ないのがネック。
ZX-6R
一度試乗した事がありその乗りやすさは確認済み。現代のSSらしく電子制御も豊富で他のSSと比べ快適なツーリングができそう。
スポーツツアラー路線
当職の用途ならどう考えてもツアラー一択なのでここも抑えておきたい。
GSX-S1000F
安い、軽い、速いの三拍子揃ったイルカくん。ツアラーよりはストファイ寄りかもしれんが細けぇ事は置いとこう。最初見たときは独特の造形がなんかキモかったが見てるうちに慣れた(感染)。少しクラッチが重いのが難点。
NINJA1000SX
ぶっちゃけ当職の用途なら忍千が一番合ってると思う。パワー、積載、航続距離どれを取っても申し分無く、ツアラーとして最も優秀な気がする。マジな話誰に相談してもお前は忍千買えやと言われる。
VFR800F
マイナー車種だがV4エンジン+VTEC積んだスポーツツアラーというのは大変興味深い。試乗できる機会があればワンチャン。
CBR650R
有力候補。見た目もカッコ良くスポーツ嗜好もそこそこ高く姿勢も楽と当職の要望をおおよそ満たしてくれる。荷物も載せやすそうだがタンク容量15Lが少し不安。
CRF250 RALLY
オフ車だけど勝手にツアラーとしました。コンセプトはアフリカツインの子分なので基本的にはツアラーとして認識して良いと思った。一度試乗したこともありその扱いやすさはよく分かってるし250クラスのツアラーとしては最も魅力を感じる。当職はお山でうっかりやべー道に突っ込んでしまう事が多いのだがそんな時も安心して進めそう。4気筒スポーツとは全く違った路線にオラワクワクすっぞ!
とまぁここまで列挙しておきながら、この中で当職にとってカタナを超える魅力を持った車種があるかといえば微妙である。
強いて言うならGSX-R750が1番当職の股間に響くな(約束された鈴菌)。しかし今すぐ乗り換えたいかといえば微妙。
実は今こっそり大型教習に通っているがなぜがバイク人気が高く全く予約が取れないため免許はも少し先になりそう。他の出費もあるしもうしばらくはカタナくんをしばき倒す事にするので乗り換えは期待しないでくれよな!
カタナくん復活まで
カタナくん復活したので初投稿です(n回目)。
なーぜこんなに修理期間が長くなってしまったのか、んまぁそう、9割拙者のガバガバ診断とガバガバ整備によるものでござる(自業自得)。
この2ヶ月くらいの間ありとあらゆる項目に手を出した結果なんだかわけのわからないことになり収拾がつかなくなってしまい完治が遅れてしまったが、まあお蔵入りにするのも勿体ないしネタとして一つずつ消化していくど。
状態の確認
3月に高速を走行中に少なくとも1気筒以上が点火不能に、その後エンジン始動不能となる。
原因:エンジンの3要素(燃料、点火、圧縮)のいずれかの不調。
SAでセルを回しまくったためバッテリーも終わりかけ、セルの勢いはほぼ無し。
IGコイル・プラグコード交換
上述の通り内燃機関の要素は燃料(混合気)、点火、圧縮の3つ。
今回の走行不能の要因のおおよそは燃料系(キャブ)と思われたが、プラグコードの経年劣化によるリーク(漏電)と言う可能性もあった。なのでまずはプラグコードを変えようというわけだが、色々調べていると純正の電装系パーツが年々値上がりしている事が分かったので、このタイミングでイグニッションコイルも新品に変えてしまおう。
イグニッションコイルは現在純正部品が1.3万、4気筒の場合2個必要なので合計2.7万。たかがイグニッションコイルになんで3万弱飛ぶんですか(憤怒)
プラグコードはNGKの汎用品。せっかくだから俺はこの赤のコードを選ぶぜ!
いつものようにタンク外して作業開始。
なお火花を確認したところ4本ともバッチリ飛んでいたので点火は問題無さそう。無駄金じゃねえか(半ギレ)。ま、IGコイルは経年劣化でいつ死ぬかわからないし予防整備で交換しておいて損は無いだろう。
純正のIGコイルにプラグコードが付いてたがせっかくなのでNGKの赤コードに差し替えてみた。なおプラグキャップについてはNGKの物を使ったらプラグボールからぶっこ抜くのがメタクソ大変だったので結局純正に戻した。
キャブレターのオーバーホール
キャブに関してはややオーバーフローの傾向が見られたのでこのタイミングでオーバーホールすることにした。無論自分でできるわけないので業者に投げるが、4気筒はどうしても値段が上がるためどうにかして安く済ませられないかといろいろ調べてみた。
ネットで情報漁ってたらキャブ本体を送ればOHして送り返してくれる業者を発見したのでそこに依頼。キャブ外して送れという事はある程度整備の知識が備わってる人向けっぽくて信頼できそうだ。
とゆーわけでキャブ外して梱包して出荷(雑)
途中経過を写真で送ってもらったりしたが、年数相応の汚れは溜まっているものの致命的な破損や詰まりは見られないとの事。これ原因キャブじゃないのでは?(ガバガバ診断)
そんな感じで待つ事2週間、分解清掃されリフレッシュしたキャブが戻ってきたので早速取り付けてみる。
セルモーターのオーバーホール
念のためセルモーターもOHしてみたけどこれに関しては完全に無駄骨でした(池沼)。
放置期間が長くバッテリーがほぼ死にかけていたので車からジャンプしてみたもののセルの勢いが復活しなかった為、「これバッテリーじゃなくてセルがイカれたのでは?」と早とちりしてしまい手を付けた次第。
セルモーターを取り出して分解、内部を確認するもそれほど極端に汚れが溜まっているわけでもない。
汚れを掃除し、アーマチュアの電極部分は1000番くらいの目の細かい紙ヤスリでよく磨き、その後スポンジ研磨剤で仕上げる。
4個あるカーボンブラシはそれぞれスプリングを噛ませて外側へ押し込みつつアーマチュアをはめ込む必要があるが、人間の手で4つ全てを押し込みながら作業するのは不可能なので当職はあらかじめアルミワイヤーを使って銅線を引っ張って固定して作業した。
それと各電極部分には接点復活剤もぶち込んでおく。
アーマチュアがハマったらアルミワイヤーを切って救出すればOK。
後は元通り組み上げて完成(3分クッキング)
しかし車体に取り付けてセルを回しても勢いは全く戻らない。とゆーわけでバッテリーも交換しよう。どう考えても順番が逆だと思うんですけど(正論)
バッテリー交換
バッテリーは2年間の使用でかなり弱っていたようで普通に考えれば真っ先に交換するべきだった(池沼)。車からケーブル繋いでジャンプしてもセルの回り方が弱々しかったが、そもそも劣化したバッテリーは急速充電に弱く、ジャンプした場合逆に電圧が低下する場合もあるらしい。
ポチったのは台湾ユアサ。品質に関しては多少ハズレ個体がある事を除けば全く問題は無い(多分)。
バッテリー液をブスリ♂と注入し充電が開始、1時間ほど放置して気泡が出なくなった事を確認したら蓋を押し込んで完全に封管する。この手順はどこのメーカーでも一緒。
念のため電圧を測ってみるとバッチリ12.7V出てたので全く問題なし。ハズレ個体を引くとこの時点で電圧が十分に上がらず追加充電が必要になり、また寿命も短いらしい。この個体に関してはどうやら当たりのようなのであと2年は戦えそうだ。
車体に取り付けセルを回してみると、今までに見た事ない勢いでセルが周り初爆の兆候が見られた。納車から間もない時でもこれほどの勢いは無かったので、セルOHもある程度は効果があったものと思われる。
しかし肝心のエンジンの音がおかしくアイドリングが安定しない。音はバラけており明らかに1~2気筒落ちていた。
そこで定番のエキパイに水をかけて各気筒の爆発を確認する方法を試みたところ、3,4番が落ちてパラツインになっていた。
おかしい、燃料系は万全のはずだし点火も確認した。となるとあとは圧縮しか無い。
そうなれば最早自分で診断する事は事は不可能だし仮に原因が判ったとしても修理はエンジン本体に及ぶため高額になる。
最悪の事態→高速走行時にエンジン内部(シリンダー?バルブ?)が損傷、圧縮漏れが生じている。
希望→当職が修理の過程のどこかでガバ整備かました。
取り急ぎ会社の先輩から信頼できるバイク屋さんを紹介してもらい連絡してみると、とりあえず診断だけならやってみるから持ってきても良いよと快諾してもらえたので持ち込む事に。
出荷。
カタナくん実に5回目のレッカーである。業者の受付お姉さんも草生やすレベルですねこれは。
とゆーわけでその後はバイク屋のOJSNと共に再度原因の切り分けを行っていく。だいたいのやり取りはこんな感じ↓
Q.電圧は問題ない?
→バッテリー新品にしてセルもしっかり回ります。
Q.燃料はちゃんと来てる?
→キャブOH済みで経路も異常なしです。
Q.点火は問題ない?
→4本とも火花飛んでます。
Q.直近で行った整備は?
→上の他にはIGコイルとプラグコード交換しました。
「いくら古いバイクでも一気に2気筒分圧縮が落ちるってのはちょっと考えにくいね。プラグコード交換の際に3,4番のプラグキャップを付け間違えたんじゃないかな?」
そ ん な は ず は
当職はプラグコード交換の際にそれぞれ番号をマーキングして間違いの無いように作業を行った。もしプラグキャップの付け間違いなら交換する前からそれぞれのシリンダーに間違ったプラグキャップが挿さっていたことになる。
一体誰がそんな事を??
あ。
あ。
あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!! )
やっぱりガバ整備じゃないか!!!(ブチギレ)
事の顛末はこうである。
- 3月に高速でプラグ被り発生。1気筒落ちる。
- SAにて復活を試みるも、おそらくここで焦ってプラグキャップを付け間違え、永遠に始動不能となる。
- カタナくんは陸送で全国を旅する。愛知に到着した後もガバ整備を重ねる羽目になる。
やってらんねえぜ。糞が。
っていうかそもそもよォ~
4気筒のIGコイルは2つのうち1つが1,4番、もう一方が2,3番の点火を担うって事をちゃんと理解しておけばこんな事にはなってねえんだよなぁ!??
肝心の点火についてはバイク屋のOJSNがささっとタンク外して3,4番を付け替えたら見事に復活した。
あ ほ く さ
しかしこれで終わりというわけでもない。OJSN曰く高速で1気筒落ちた原因が腑に落ちないのだという。
原因はキャブのセッティングが濃く、その上雨や気温の上昇でさらに混合気が濃くなったことによるものと思われたが、燃焼状態のプラグが被るというのは少し解せぬとの事。
しばらく雨晒しの時期があったというのもありタンクの中はやや汚れが蓄積していたので、OJSNの勧めで一度燃料を抜いてタンク内を軽くブローし新鮮な燃料を入れ直してみる事にした。またプラグも改めて新品にして様子を見てみる。
以前始動時にプラグが思い切り被った事もあったので当職としては被りについてはそれほど珍しい事とは思っていないが、キャブOHした事もあるし今後は改善されることに期待したい。
とゆーわけで1日預かってもらい引取り。こんなしょーもないガバガバ修理に付き合ってもらって本当に申し訳ない(大反省)。しかしこの機会に今までとは比べ物にならんレベルで信頼できる整備士さんに出会えた事は嬉しい。これからは修理は自分でやらずに店に金を落とします(ライダーの鑑)。
ちなみに走り出してみるとすこぶる調子が良い。
点火系と燃料系が全て一新されたのでその効果は確実に出ているようである。
車検も近い事だしここらでひとつメンテラッシュを終えたと考えれば今回の整備諸々は決して無駄ではないと信じたいところ。
つーことで文字数も多くなってきたのでカタナくん復活編は終わり!
みんなもガバ整備は程々にしような!お兄さんとの約束だ!
スズキ歴史館行ってきた
なぁ、せっかく名古屋に来たんだから、浜松に行こうZE☆
とゆーわけでスズキの聖地、とゆーか本社の膝下スズキ歴史館に行ってきた。
今回はバイクではなく隣人のクルルァに同乗したので道中は取れ高0
ここがSZK本社かァ〜
意外と住宅地のド真ん中にあって庶民的だった(小並感)。
オッスお願いしま〜す
歴代GPマシンが勢揃いしてらっしゃる
以下、解説はクッソ面倒なのでドンドン写真だけ投下していくど(怠惰)
新型カタナ先輩が入ってすぐの場所に展示されてて草。これは名車ですね間違いない(すっとぼけ)
スズキ初の軽乗用車フロンテは2スト360ccの2気筒エンジン。くさそう(暴言)
この時代の自動車て昭和生まれの日本人の体形に合わせて作られてるので現代人のサイズ感だとかなりキツそう。
ファイナルエディションのカタナは1100台限定生産で、こいつは最後の1100台目。
トップブリッジにはバッチリ刻印も入ってる。スズキ神のご加護がありそうだし拝んどくか(適当)
このへん飾るほどの名車か...?(純粋な疑問)
この独特なエンジンのフォルム、どこかで見たことあると思ったらGSX1400だったゾ。
なんだお前(素)
誰かと思えば知る人ぞ知るキチガイ変態バイク、リカージョン先輩じゃないですか!
ネームプレートも無しにこんなところに放置されてるとはたまげたなぁ...。どう考えてもエブリィワゴンよりこっちの方が重要だろいい加減にしろ!
警察車両の定番キザシくん。
入場無料の割には見応えがあってなかなか楽しかった(小学生並みの感想)
昼飯はさわやかでハンバーグ食って帰宅。
あっそうだ、アレを忘れてた。
ス ズ キ 聖 杯
ノ ル マ 達 成
こちら1個1000円となっております。やっす。
多分ご利益があるのでスズキ乗りは必ず買おうね!
次回、カタナ復活編!絶対見てくれよな!
レンタルバイク(GSX-R125)で知多半島一周
生きてるゥーーー!!!(生存報告)
愛知県に引っ越してから早二ヶ月、カタナくんが未だに直らないため当職の精神状態はすでに限界である。
とゆーわけで初めてレンタルバイクを借りて軽くお散歩でもいってみよう(唐突)。
旅のお供はGSX-R125
名古屋市北区にあるアツミモータースでレンタルしました(代理淫夢営業)
チョイスした理由は軽くて扱いやすくて楽そうなので(建前)。一番安かったから(本音)
USB電源とマウントバーが付いてたのでスマホホルダーをカタナくんから拝借し装着。
メーターは反転液晶パネル。白文字は夜間の視認性が若干高いかもしれんがよくわからん。
GSX-R125かんたんインプレ
取り回し
クソ軽い。装備重量は130kgちょいなのでPCXと同じくらい。ただハンドル位置が低い分PCXよりは重く感じた。
足つき・乗車姿勢
わし(174・58・80)で両足べったり。ステップに足を乗せてもさほど窮屈さはなく自然な感じ。ハンドル位置は近く高さもちょうど良い位置にあり若干の前傾姿勢になる。
街乗り
さすがに125ccなんで発進からギアを繋いで加速していく段階ではトルクが細いと思った(小並感)。ただしそれは400ccの感覚で低い回転数でシフトチェンジしているからで、このエンジンが本領を発揮する8000回転あたりまでカチ回してやるとしっかりパワーを出してくれる。少なくとも市街地で車の流れに乗るには十分。
今回は大型(デイトナ675)が一緒だったのでさすがにそういった場面では力不足が否めなかった。シグナルダッシュで向こうが軽く60km/hくらいまで加速する程度でもこちらは常に全開でないとついていけないので、大型と走る場合は相手がそこそこ自制心のあるノンケでないと厳しい。一人で走るには全く問題ないと思う。
ここが愛知県の海かァ~(しみじみ)
正直今回の車両なら山に行った方が楽しかったと思う(本音)。
本日は150kmちょい走って給油量はたったの3.5L。
気になる燃費は、トリップメーター表示は39km/L。実燃費計算で45km/L。やりますねえ!
大型についていくためにかなりの区間全開にしていたにもかかわらずこの燃費。一人でお利口さん走行するなら50km/Lは行くんじゃないかな。タンク容量は11Lらしいので航続距離は余裕で400km超えるだろう。素晴らしい(キチスマ)。
総評
思ったより楽しかった(小学生)
多少の非力さに目をつぶれば小排気量スポーツもありだなと思った。
カタナが直るまでしばらくの間はレンタルバイクで退屈を凌ぐのもありやな(財布こわれる)。
ところで現在カタナはというとキャブレターを外して業者に送ってオーバーホール中。
正直これが原因かどうかも微妙なのでこれで直るかどうかはわからん。ぜってー直してまたシバいてやるから覚悟しろ(狂気)
四国ツーリングその後
四国ツーリング4日目
最初に書いた通りこの度の四国ツーリングは4日目でカタナくんの点火系が死亡、走行不能となり強制送還となった。
さすがの当職も完全にパニクっていたため写真はほとんど撮っていないが事の顛末をつらつら書いていく。
本州目指して東へ向かう道中、高速で少しアクセルを煽るとなぜかトルクがガタ落ち、明らかに1気筒落ちた感覚がした。エンストしない程度に回転数を維持しすぐ近くのSAへ退避、再始動を試みるも復活できず。
タンク外して1〜4番全てのプラグを確認すると3,4番が被って濡れていた。ただのカブりならライターで炙って乾かせば戻るやろと思ったが、何度やっても4番が濡れて再始動できなかった。
結局数時間粘っても復活はできず諦めてレッカーを呼ぶ事に。こういう時のためにバイク屋のレッカー保険は距離無制限プランに入っているので金銭面については問題無し。
問題はどうやって自分が本州に帰るかである。
走行不能になったのは鳴門にそこそこ近い地点。徳島駅までたどり着ければ公共交通機関でどうにかなるだろう。
なおこの日予約していた宿は名古屋。レッカーが到着した時点で時刻は17時過ぎ。到底たどり着けるとは思えなかった。(SAの無駄な青空整備で粘って時間を無駄にしなければ良かった)
とりあえず高速のSAに置き去りだけは勘弁だったので、レッカーサービスの受付の電話で高速降りるとこまで同乗させてくれる業者をお願いした。
レッカーが到着し引き上げ後、高速降りて一番近くのコンビニで当職は下ろしてもらい各種手続きを行った。
まず荷物について、バイクはレッカー業者から陸送業者に引き継ぎとなる都合上、載っけている荷物は全部外してねとの事。もちろんすべて自分で持って帰る事は出来んので、必要な物だけ持って残りはコンビニから宅急便で送ってしまおうというわけである。また多少の現金も引き出しておきたかったのでコンビニで下ろしてもらうのが最も都合が良かった。
また同乗している間にレッカー運転手のお兄さんに「今日中に本州に渡りたいんだけどどうすれば良い?」という旨を尋ねたところ、基本的には高速バスが最もメジャーであるとの事。
なのでまずは徳島駅に向かおうとコンビニでタクシーを手配。路線バスはどうかと調べたが本数が無い上に乗り間違えたら死にそうだったのでタクシーにした。またタクシーなら運転手さんが交通状況に詳しいだろうから色々聞けると考えた。結果的にこれが大当たりだった。30分ほど待ってタクシーが到着し出発、この時点で時刻は19時。正直もう諦めて名古屋の宿についてはキャンセル料を払う覚悟をしていたのだが、ここでタクシーの運転手さんにめちゃくちゃ助けられた。
当職が調べたルートではどうあがいてもその日のうちに辿り着けそうにはなかったのだが、運転手さんが高速バスの発着所、降りる停留所、兵庫に着いてから乗る在来線のルートに至るまで懇切丁寧に教えてくれて事なきを得た。またあろうことか駅に到着してからバスの発着所まで徒歩で案内してくれたおかげで発車1分前のバスに飛び乗る事ができた。
海を渡り兵庫に付いた後は教えてもらったルートで在来線、新幹線を乗り継ぎ無事に名古屋に辿り着く事ができたのである。なおホテルに付いたのは0時前、あらかじめ電話しておいたので問題なくチェックインできた。
翌日は在来線で神奈川県の自宅に帰宅。こうして当職の四国ツーリングはクソミソな結果に終わったのであった。
ま、何はともあれ自分が無事に帰れたのが一番である。それに四国の地域柄、旅人にめちゃくちゃ親切にしてくれるというのは間違いなく実感できた。あの時の運転手さんにはこの場を借りてお礼を言いたい。
カタナくんその後
5月現在、色々あってカタナくんは名古屋県の新居に到着しており修理を進めているものの、未だ復活には至っていない。
高速で走行不能になった原因はプラグ被りによる点火不良。当職のセッティングミスと思われたのでまずはパイロットジェットを37.5→35.0に変更したがこれでも始動できず。その後も点火系について原因の切り分けを行った結果、おそらく原因はキャブレター。最低でも油面調整、最悪オーバーホールが必要になるかもしれない。となると5万は見ないといかんし、ちょうど同じタイミングで前後サスペンションもOH&交換が必要になってくる。他にも色々な出費が重なるのでこのままだと乗る時間より直す時間の方が多くなってくる事は明白である。
車検は7月、このまま乗り続けるかは少し決めかねているところがある。
言いたい事は色々あるけどとりあえずおバイクさせてください(切実)